学生が発信できる授業
こんにちは。
このブログでは初めましての藤島です。
7月になってぐっと暑さが増しましたね〜。
三四郎池の周りを歩くと蚊の多さに夏を感じてしまう今日この頃です。
さて、今日は私が履修している工学部の授業を少し紹介したいと思います。
大学院・学部共通の授業である「創造性工学プロジェクト」は、フォーミュラカーの設計・製作を行い学生大会への出場を目指す「フォーミュラプロジェクト」や、英語でのコミュニケーション・交渉力強化を目指し一般企業で演習を行う「国際活動体験プロジェクト」など11個のテーマが掲げられたプロジェクト型の授業です。
そのテーマの1つである「工学理解促進プロジェクト」は学生だけでテーマ設定から準備までを行い、小学生約30人を相手に90分の理科の授業を行うというものです。
私は学部時代から履修しているので今学期で3回目になります。
毎回「今回はおもしろい授業ができる!」と意気込んで小学校に向かうのですが、結果は…(^^;
やはり小学生は反応も素直ですし、興味がなかったり集中力が途切れたりすると途端に伝わらなくなりますね。
7月2日に行った今学期2回目の授業で私たちのチームが設定したテーマは、
大まかに言うと「通信の歴史を見ながら理科と社会のつながりを考える」というものでした。
映像やゲームなども取り入れたのですが子どもたちの反応はイマイチ…
内容をスマートにした分、子どもたちにとって目新しい発見や驚きが少なかったかな〜
というのは大きな反省点です。
加えて、元気に発言してくれる子や、ちょっと引っ込み思案な子など子どもたちのタイプも様々ですから
こちらから合わせていかなければいけない部分も大きいという点を痛感しました。
普段はTtime!で工学の魅力を高校生・大学生に伝える活動をしているわけですが、
工学にしろ理科にしろ面白さを伝えるというのは本当に難しいですね。
今回も満足のいく授業ができたわけではないですが、
「学ぶ」だけではなく「発信する」経験の場を提供してくれる授業があるのも工学部の魅力ですよ。
こういった経験もTtime!の記事に生かしていければと思います。
(藤島)