Tlab☆デザインコンテスト

今日は、T-lounge(工学部11号館)で「Tlab 工学体験ラボ」が行われました!
私(松本)も学生スタッフとして参加してきましたので、
さっそく今日のTlabの様子をレポートしたいと思います。


今回のTlabのテーマは、
「最先端の工学研究とデザイン(意匠)との出会い」!
講演×2に加え、高校生によるデザインコンテストが白熱しました。

http://www.t.u-tokyo.ac.jp/public/2008/0715.html


講演(1)は、
サラサラヘアが素敵な 染谷隆夫准教授(工学系研究科量子相エレクトロニクス研究センター)。
電子ペーパーの見本展示もあり、高校生も興奮していた様子です。


講演(2)は、
発表資料のセンスが光る乙部博則氏(インダストリアルデザイナー、株式会社アイ・デザイン)。
全面ディスプレイの携帯電話の模型を見せていただきました!


そして、高校生によるデザインコンテスト!!


曲がるディスプレイを使った新製品のアイデアを、
高校生たちが5班に分かれて競い合いました。

  • ダントツの説得力で学生スタッフを圧倒したA班。医療への応用を考えてくれました。
  • 触れる地球儀を提案したのはB班。地理の時間に使えたら勉強が楽しくなりそうです。
  • 「目に入る教科書」という奇想天外なアイデアで審査員を驚かせたC班。今回の優秀作品に。
  • D班の作品は、さまざまな情報を映し出せる万能の腕輪。いやー、元気な班でした。笑
  • ファッション性の高い布型ディスプレイは、E班の力作。色が変わるシュシュとか、可愛いでしょうね。

グループワークを眺めながら「何が欲しいだろうねー」と言っているうち、
手伝いにきていた学生スタッフも、いつの間にか真剣に。
高校生のデザインコンテストだったはずが、つい参加してしまいました。


大学生チームの構成は、研究ついでに立ち寄った1人を加えた、工学部生5人。
高校生よりいい作品を作らなきゃ!と大盛り上がりでしたが、
「配線できるかな?」「給電はどうしよう」「この用途だとセンサも必要だよね」などなど、
ついつい枠にはまった思考になってしまい、結果は完敗…。
次のコンテストは、高校生たちの勢いに負けずにがんばりたいですね(あれ?

  • 大学生チームの作品は、おでこに貼ると体温が表示される、「PITA×2体温計」でした。

ちなみに、作品を見ていてハマったヒトがもう1人…
O高校からいらした理科の先生も、飛び入り参加でコンテストに加わりました。

  • 先生の作品は「スーパーモグラたたき」! 続々と変わるキャラを叩きまくれるんだとか。

先生が一番童心にあふれた答えじゃないですか(笑)と思ったら、
染谷准教授曰く「我々のディスプレイは衝撃に強い。うまく使ってくれて嬉しい」とのこと。
さすが、恐れ入りました。


工学部ウェブサイトにも、アシスタントからの(もう少し真面目な)報告が載ると思うので、
そちらもぜひご覧ください。写真は「T lounge blog」へ!


次回Tlabも、お楽しみに!